"あとがき"


 あとがきといいますか言い訳です。稚拙な作品にも関わらず最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。

 舞台設定はステージ5Aラスト〜6A冒頭にかけての合間です。6A冒頭の3人の会話のあとに繋がるように…と設定しています。クリエイタが真実を2人に伝えたのかどうか…ということについては今回は詳しく触れていません。ただ、バスターもレアナも「髪の毛をほしい」と懇願された時点で何かしら気付いていたとは思います。あえて真実を話すまでもなく…。いずれにしろ、このことについてはまた考察のほうででも触れたいと考えています。
…推察、だいぶ遅くなりましたが、ようやくまとめることが出来ました。こちらです。
(2001.07.09.)


 タイトルの[A Glimmer of Blue]は「一縷の青」という意味です。"a glimmer of〜"が「ほんのわずかな」という意味の形容詞句で、実際はこの後に"hope"が続くことが多いそうです。「一縷の望み」というわけですね。ただ今回はどうしても"blue"という単語を題名に入れたくて、このタイトルとなりました。一応「青」をキーワードとして書いたつもりなので…まあ、どっちかといえば「空」だったような…。

 「青」で察しがつかれた勘の良い方も居られるかもしれませんが、書き始めた当初はバスターがもっと話の中心にくる予定でした。しかももっと重くて暗い話の予定だったという(爆)ところが書いていくうちに、初めのストーリーは二転三転し、跡形もなくなって…今回アップした形となりました(汗) 自分でも首を傾げています。でも今回のストーリーも書きたかった話には違いないので、それには満足しています。出来は…まだまだ精進が必要ですけども(泣)

 ちなみに執筆期間ですが、日曜日に突発的に書き始めて(ちと触発されたものがあって(謎))火曜日に仕上がりましたから、3日間かかってます。やたらと筆の遅い自分にしては驚異のスピードです。今回はラストが先に書けたことも速く仕上がった要因だと思います。しかし頭の中のイメージを語彙に置き換える能力の不足をしみじみ痛感しています。台詞はどんどん書けるのに、状景を描写するのにえらい時間かかるんですよね、毎回毎回。

 今回、また劇中でレアナを泣かせてしまっています。一度は泣かせなきゃ気がすまんのか!と自分でも突っ込みたいくらいです(殴) 次では泣かせないようにしたいものですが…。あ、あとガイ…今回も出せませんでした(大汗)二転三転する前の最初の話では割と出ずっぱりだったのに…これは本当に申し訳ないです。個人的にバスターやレアナのほうが格段に動かしやすいというのもあるのですが(2人の会話は書いていて気恥ずかしくなるところもありますが)…これも次回への反省点です。

 このままいくと本編より長くなりそうなのでこのへんでやめておきます。本編同様、あとがきもここまで読んでくださって本当にありがとうございます。また次の作品もアップできましたら、お暇なときにでも読んで頂ければ幸いです。では。
(1999.12.28.)

●本短編は2000年夏コミにおいて、とやますたーさんの個人サークル「ヘルハウンド同盟」よりコミック化されて発行されました。原作以上に素晴らしい作品に仕上げてくださったマスターさんに、心より感謝致します。本当にありがとうございました…!
(2000.8.20.)



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