No.33…"Wizardry"(1987.12.22/FC/開発:ゲームスタジオ/販売:アスキー)
No.33…"Wizardry #1・#2・#3"(2001.2.23/GBC/開発:ゲームスタジオ(#1)、Gung-Ho!(#2)、ローカス(#3)/販売:アスキー)

 ゲームプレイヤーなら知らぬ者のいないであろう、RPGの最原点ともいえる作品。PC版、FC版、GBC版と色々出ており、中でもFC版の完成度の高さは有名だが、私がやったことのある初代作がGBC版のみであるので以下の紹介も紹介もGBC版が基となっているが、どうかご勘弁願いたい。

 ウィズの世界は厳しい。レベルの低いうちは地下1階でさえ歩くのが恐ろしい。メイジやプリーストが育てば、魔法で敵を殲滅したり、大ダメージを受けても回復することで死を免れることが出来る。しかし、そこまでの道程が厳しいのである。シーフの宝箱解除成功率は100%ではないし、強敵に出会って戦い、命からがらで地上へ戻ることもしばしばである。非常にストイックなゲームなのだということは、プレイなさった方なら、お分かりになってくれると思う。

 けれど、その序盤の苦しさがあればこそ、レベルが上がって剣が舞い、魔法が飛び交う中〜後半の戦闘の爽快さがあるのだ。この魅力にずっぽりハマってしまったが最後、一応のラスボスとなっているワードナのことなど無視して、レベル上げとアイテム探索に心を奪われてしまうだろう。

 なお、私はWizをプレイするときはオリジナルキャラで作るのを常としているが、この初作も例外ではない。これからWizをプレイされようかと言う方は、是非とも規制のアニメキャラなどではなく、オリジナルキャラでプレイしてほしい。個人差はあるだろうが、キャラクターへの愛着の湧き方がまるで違うのだから。

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