No.45…"デビルサマナー ソウルハッカーズ"(1997.11.13/SS/開発・販売:アトラス)
No.45…"デビルサマナー ソウルハッカーズ"(1999.4.8(廉価版:2000.7.27)/PS/開発・販売:アトラス)
No.45…"デビルサマナー ソウルハッカーズ"(2012.8.30(パッケージ版)/3DS/開発:アトラス/販売:インデックス)
No.45…"デビルサマナー ソウルハッカーズ"(2014.12.25(ダウンロード版)/3DS/販売:セガ)
No.45…"デビルサマナー ソウルハッカーズ"(2015.3.19(パッケージ廉価版)/3DS/販売:セガ)

 舞台は「次期情報都市政策」によって作られたモデル都市、天海市。この都市のネット上に擬似ネットワーク都市「パラダイムX」が作られたことから、物語は始まる。

 主人公はハッカー集団「スプーキーズ」の一員で、違法アクセスによって、パラダイムXテストプレイヤーとなる。このパラダイムX内で、主人公は「ビジョンクエスト」と呼ばれる不思議な体験をする。それは、他者の精神と同一化して、その他者の経験をあたかも自分の経験のように感じる体験だった。やがて、主人公は悪魔召喚プログラムとハンディCOMPを手に入れるが、時を同じくして、「ネミッサ」と名乗る悪魔が、主人公の幼馴染の少女ヒトミに憑依してしまう。

 ネミッサは自分の素性を覚えていなかったが、主人公やその仲間や家族と接していくうちに、自身のやるべきことを思い出していく。そして、主人公とネミッサは、天海市で多大な力を持つアルゴン社の野望や、「ファントム・ソサエティ」と呼ばれる組織の真の姿に迫っていくのだった。

 思い入れも含めると、私のフェイバリットメガテンは『真・女神転生』なのですが、私情を抜きにして評価すれば、この『ソウルハッカーズ』が最も完成度の高い作品でしょう。ヘビーユーザー向けと思われがちなメガテンですが、『ソウルハッカーズ』に関しては、RPG初心者でも手軽にオススメ出来る難易度に仕上がってます。かと言ってヘビーユーザーには物足りないかと言えばそんなことはなく、やりこみ要素もちゃんと入っています。これは前作『真・女神転生 デビルサマナー』が難しすぎた反省から来ているのではないでしょうか。

 なお、世界観・物語的には『デビルサマナー』と繋がっているのですが、『デビルサマナー』をクリア出来なかった人でも、ヴィクトル、レイ・レイホゥ、ギンコ、葛葉キョウジといった前作から引き続き出演している人物の基本的な設定を知っておけば大丈夫です。初心者にもオススメな、数少ないメガテンです。



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