"あとがき"

　今回の話はバスターとレアナがまだ深く互いを知る前のお話です。もちろんこの話の前にも、バスターとレアナの間には色々あったのですが、ガイが言っていたとおり、人生経験の差とバスターのひねくれた性格のせいから、レアナが戸惑っている姿を書いてみたくて書きました。

　そういった、いわば恋愛面での相談を、よりにもよってガイに持ちかけるというのもなんですが、レアナがガイを恋愛対象として見ていない証拠でもあります。もちろんその逆、ガイからレアナへの思いも、兄妹のような思いはあっても、恋愛感情は持っていない証拠です。恋に不器用な妹または姉を気遣ってやる、兄または弟のような存在的にガイは今回、書いてみました。

　最後まで読んでくださり、ありがとうございました。では。

（2005.10.25.）


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