"あとがき"


 今回は完全にクリエイタしか出ない、クリエイタのモノローグ的な短編となりました。クリエイタは初めてTETRAに迎え入れられたとき、家族同様の扱いでクルーが自分を迎え入れてくれたことに感動した、という裏設定があります。今回の短編は、その裏設定を自分なりに膨らませて、書いてみたつもりです。

 私はTETRAのクルー達は、クリエイタも含めて擬似的な「家族」のような関係を形成していたと考えています。私自身、元々「家族」というテーマには、どこか惹かれるものがあります。だから、どこか「家族」を意識して毎回、短編を書いているのかもしれません。

 ところで、クリエイタは設定上は5歳となっていますが、サターン版取説にある記述では、2519年に開発されたとなっています。この矛盾が一体どういうものなのかに迷いましたが……結局、短編中にあるような設定を想像して、描いてみました。しかし実際のところ、どうなんでしょうね?(汗)

 さて、今回は珍しく、バスレアラブラブ描写が出ませんでした! 私が書いたとは思えません(自分で言うか)! 思えば、ここにアップしている短編は、これも含めて6作ですが、バスレアでないものはこれが初めてです。なんというか……私の趣味は偏っていますね(苦笑)

 戯言はここまでにして。最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。では。

2001.07.24.



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