"あとがき"


 まずは…長々とした話に最後までお付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。気恥ずかしい話です(汗)シルバーガンの本編からは完全に外れてしまっています。もはやオリジナルに近いかもしれません。書いた本人もじゅうぶん自覚はしております…。あまりに趣味に走ったモノですが、掲示板ででも何かしらのご感想頂ければ嬉しいです。

 バスターの父親が政治家だということや、レアナの両親が政治的陰謀によって殺されたということは公式設定でも少しだけ触れられてはいます。ただそれ以外、バスターとレアナのそれぞれの父親の名前や、レアナの両親の死にバスターの父親が絡んでいた等の設定は完全に私のオリジナル設定です。バスターの父に至っては名前ばかりか更に詳細な設定まで妄想して考えていたりします(爆)「ニーノ」という名前はスペイン系らしいのですが、響きが気に入っていたもので使いました。レアナの父の名「レイフ」はレイフ・ファインズという俳優さんから頂きました。なんとなく語呂が良かったもので。『クイズショウ』『ベイビー・オブ・マコン』といった映画に出演されている方らしいです。”らしい”というのは両作品とも実際には観ていないもので…(汗)レイフ・ファインズ氏についても実はあんまり(蹴)すみませんです。

 時間がかかった割に不満はやっぱりあります。全体を綺麗にまとめることが出来なかったこととか、そんな簡単に政府関係のコンピュータに侵入出来るのかとか。詳しい方からすればツッコミどころは山ほど出てくるかもしれませんが、どうぞお許しを(汗)それこそグチを言い出したらキリがありませんが、書きたかった話ではあるので、なんとか形にすることが出来たこと、そのことには満足しています。でも自分、長い文章はどうも向いていないようです(泣)

 もともとこの話には元にした短編が存在しています。その短編の内容は最後のバスターとレアナのやりとり部分だけという不完全なものでしたので、前半部を大幅に膨らませて今回の話を書きました。実は元にした短編にもさらに元ネタがあります。なにかというと私が見た夢なんですが(オイオイ)…恥ずかしい夢見てスミマセン…。ちなみにタイトルは”レアナからバスターへの言葉”という意味合いを込めてます。笑顔で「大丈夫だから」と、そんなイメージです。これも元ネタがあるんですが…出典は秘密です。ヒントは十何年ぶりの復活とか。

 次はもっと硬派なものが書ければと思ってますが、ころころと気の変わりやすい性質ですし、どうなることやら(殴)「戦闘機パイロットの空戦哲学」でも読んで精進することにいたします。

2000.03.29.



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