No.28…"ポケットモンスター 赤・緑"(1996.2.27/GB/開発:ゲームフリーク/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター 青"(1996.10.15(限定版)/1999.10.10(一般販売版)/GB/開発:ゲームフリーク/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ピカチュウ"(1998.9.12/GB/開発:ゲームフリーク/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター 金・銀"(1999.11.21/GBC/開発:ゲームフリーク/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター クリスタル"(2000.12.14/GBC/開発:ゲームフリーク/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ルビー・サファイア"(2002.11.21/GBA/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン"(2004.1.29/GBA/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター エメラルド"(2004.9.16/GBA/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ダイヤモンド・パール"(2006.9.28/DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター プラチナ"(2008.9.13/DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー"(2009.9.12/DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ブラック・ホワイト"(2010.10.18/DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2"(2012.6.23/DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター X・Y"(2013.10.12(パッケージ版・ダウンロード版)/3DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア"(2014.11.21(パッケージ版・ダウンロード版)/3DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ"(2016.2.27/3DS VC/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター サン・ムーン"(2016.11.18/3DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター 金・銀"(2017.9.22/3DS VC/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)
No.28…"ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン"(2017.11.17/3DS/開発:ゲームフリーク/発売:(株)ポケモン/販売:任天堂)

 もはや世界で知らぬ者のいない超メガヒット作品。ゲームの歴史上で最も売れたゲームが、斜陽期にあったゲームボーイから出現するとは、誰も予想出来なかっただろう。このたった1本のソフトがゲームボーイを現行ハードへと復活させ、TVアニメになり、毎年の映画になり、色々なグッズも発売され、もはやポケモン関連市場は何千億というレベルまで達している。ゲーム業界そのものに与えた影響にしても、「ポケモン以前」と「ポケモン以降」で全く変わってくる。言い尽くされた言葉だが、まさに「モンスターソフト」であったのである。

 私は最初のバージョンである「赤」を買い、プレイしてすぐにもうひとつのバージョンである「緑」を買いに走った。シンプルなシステム、ポケモンの相性を考えた戦略性、先に進んで新しいポケモンと出会いたいという欲求、すべてが魅力的だった。

 特に秀逸だったのが、ポケモンを別カートリッジと「交換」するシステム。もちろん、ケーブル対応なので、「通信対戦」も出来るが、それだけではポケモンは凡百のゲームの中に埋もれていたかもしれない。それに、ポケモンを交換するときに表示される言葉を見ていると、本当にひとつの生き物が自分のコンピュータから他人のコンピュータへと移り住み、他人のポケモンが移住してくるように錯覚してしまう。ポケモンはデータではなく、血の通った「生き物」なのだという認識がこのおかげで強まり、自然とポケモンへの愛着も湧いてくる。田尻智さんをはじめとしたスタッフがこの「ポケモン」というゲームを心底から愛して作り上げた結果が、この独特の魅力ある世界を持つゲームを生み出したのである。

 ポケモンは最初の「赤」「緑」に続いて、「青」「ピカチュウバージョン」、GBカラー対応の「金」「銀」「クリスタル」、GBA対応の「ルビー」「サファイア」「ファイアレッド」「リーフグリーン」「エメラルド」が今までに発売され、そしてニンテンドーDS対応の「ダイヤモンド」「パール」が発売された。ポケモンの世界がどこまで広がるのか検討もつかないが、どうか初作から続く魅力を忘れないソフトであってほしい。それが私からポケモンというソフトへ願うことである。

CONTENTS

inserted by FC2 system