No.36…"パネルでポン"(1995.10.27/SFC/開発:インテリジェントシステムズ、任天堂/販売:任天堂)
No.36…"パネルでポン"(1997.9.30/SFC(ニンテンドウパワー)/販売:任天堂)
No.36…"パネルでポン"(2007.11.27/Wii VC/販売:任天堂)
No.36…"パネルでポン"(2013.5.29/WiiU VC/販売:任天堂)
No.36…"パネルでポン"(2016.8.9/New3DS VC/販売:任天堂)
No.36…"パネルでポン"(2017.10.5/ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン/販売:任天堂)

 任天堂&インテリジェントシステムズが世に送り出した、パズルゲームの傑作。『テトリス』にも『ぷよぷよ』にもハマれず、パズルゲームを敬遠している私だが、このソフトだけは文句なしに支持する。あの故・横井軍平さんがプロデューサーを務められただけはある作品であり、それだけでもう無条件に支持してしまうほどの名作ゲームなのである。

 操作はいたって簡単。パネルを二枠のマス目の中で横に入れ替えて、同じ色を3色、縦か横に揃えれば消える。このとき、「4つ以上のパネル消し」「連続パネル消し」を行うと、飛躍的にボーナスがつく。対戦時では大きな「おじゃまブロック」を相手に送り込むことが出来る。また、一列のパネルが消えている間に他のパネルを動かすことで連続消しとみなされる「アクティブ連鎖消し」が存在するので、思慮深く思考すると同時に、スピーディな操作を要求される。しかし、それは決して難しいものではない。慣れてしまえば、反射神経で出来てしまうようになるだろう。

 第1弾であるこのSFC版は新規タイトルで知名度の低さもあってかあまり売れなかったようだが、対戦を一画面で出来るし、キャラも可愛らしいタッチである。「ニンテンドウパワー」でも書き換え対象になっているが、書き換え用ROMカセットがもう売っていない&中古でも値段が高いので、パッケージ版を探したほうがお得だろう。また、2007年11月27日からはWiiのバーチャルコンソールでも遊べるようになり、更に間口が広がった。

 GB用では『ヨッシーのパネポン』、GBカラー用では『ポケモンでパネポン』、GBA用では『ドクターマリオ&パネルでポン』として出ているが、やはりいちばん出来がいいのはこの初代SFC版だと思う。とにかく万人にオススメしたい名作パズルゲームである。

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