No.46…"俺の屍を越えてゆけ"(1999.6.17(廉価版:2000.7.6/ 2004.10.28)/PS/開発:マーズ、アルファシステム/販売:ソニーコンピュータエンタテインメント)
No.46…"俺の屍を越えてゆけ"(2007.2.22/PS ゲームアーカイブス/販売:ソニーコンピュータエンタテインメント)
No.46…"俺の屍を越えてゆけ"(PSPリメイク版)(2011.11.10(廉価版:2012.11.1)(パッケージ版・ダウンロード版)/PSP/開発:マーズ、アルファシステム/販売:ソニーコンピュータエンタテインメント)

 ひとくせもふたくせもあるゲームを作らせたら右に出る者はいないと言われる桝田省治氏総指揮によるRPG。

 時は平安。主人公はある武将の夫婦の一粒種で、その力を脅威に感じた朱点童子によって、「短命の呪い」と「種絶の呪い」をかけられてしまう。「短命の呪い」は、主人公は常人の数倍のスピードで成長し、すぐに寿命で死んでしまうというもの。「種絶の呪い」は、主人公は人と交わって子を残せないという呪いである。そこへ、天界の神々が手を差し伸べた。人とは交われなくても、神となら子孫を残せる。だから神と交わって次々と子を残し、いつか朱点童子を倒せと、主人公は告げられるのだった。ここに、朱点童子とある一族との長い戦いが始まった……。

 早い話が人間版『ダービースタリオン』です。能力の高い神様と交わるには、戦闘で稼げる「奉納点」と呼ばれるポイントをそれなりに収めなくてはいけません。しかし、最終的には天界でもトップの神々と交われるくらいになりますので、心配は杞憂でしょう。また、難易度を調整出来るシステムになっているので、時間がないけどゲームがしたい人は簡単に、どっぷりハマりたい人は難易度最強になど変更出来ます。

 実は朱点童子を倒しても、ストーリーは終わりません。この物語の裏には、ひとつの悲劇に始まった神々の陰謀が隠されているのです。それは興味を持たれたあなたの目で確かめてください。ストーリーはある程度先が読めるし、グラフィックははっきり言ってちゃちいですが、面白いゲームであることには変わりありませんので。



FAN FICTION
(2007.1.20)

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